不妊症の原因について

不妊症の原因は、以前は、女性のせいだと言われていましたが、最近では、最近では男性不妊も少なくなく、不妊カップルの約半数は男性に原因があるといわれています。
両方に異常がなくとも約1割は原因不明の不妊症というものもあります。

不妊症の原因は以下のようなことがよくあげられます。

【男性の場合】
① 造精子機能の異常;成人近くなっておたふく風邪(流行性耳下腺炎)にかかり、精子を作る副睾丸の機能が低下することがある。
② 性機能障害(ED;勃起不全など)
③ 通過障害;精子を運ぶ通路(精管)が閉塞している

【女性の場合】
① 排卵障害による不妊
② 卵管性不妊;内膜症やクラミジアなどが存在し卵管が癒着し卵子をうまくキャッチできない
③ 着床障害;筋腫などで内膜の状態が悪く着床できない

約10組に1組は不妊症ともいわれます。対策として、卵子を培養して精子を加え受精させ子宮内へ戻す体外受精や、顕微鏡下で卵子の表面の透明帯をやぶり精子と受精させる顕微授精などが増えてはいますが、非常にデリケートな問題でもあります。

そこに到達するまでに夫婦間で充分な対話がなされていないと、夫婦喧嘩の元となったり、また男性はデリケートですので妊娠しやすい日を設定され、かえってED(勃起不全)のような形になり、悪循環となるケースもあります。

また、35歳くらいまでは妊娠したくないから、生理痛や生理不順があってもまあいいかと放置していて、でも、そんな体の不調の陰には内膜症や筋腫、果ては子宮ガンが隠れており、いざ妊娠をしたい時にはそれが叶わない、といった悲しい思いをすることもあり、仕事を優先するあまり気がつけば出産ギリギリの年齢、駆け込みで妊娠につなげる方も増えています。

妊娠は大切な人と家族を作るための方法です。
あせらずに、また、まだ先のことと考えずに、今すぐ子供を欲しくないと思っている人も、基礎体温などつけて不妊予備軍にならないように気をつけるとともに、相手の立場になり、思いやる気持ちも大切にしましょう。