高齢出産のハイリスクとハイリターン

高齢出産というと、どうしてもマイナスイメージが先行している気がします。
さまざまな医学的リスクを抱えている高齢出産ですが...実は、妊娠中は「自分はリスクを抱えている」という意識から、積極的に食事に気をつけたり、よく歩いて体重管理に気を配ったりするから、お産も案外軽くて済んだり、何より精神的な充実度が高いので、内側からどんどんキレイになっていったりもするのだそうです。
イメージとは裏腹に、結構プラスの面もあるんですよね。

この若返り現象は、産後も続くと言われています。
世の中には、いわゆる「お母さん年齢」というものがあって、小さい子どもを抱えていると、実際の年齢より若く見られることが多く、「気だけは若いから!」なんて実年齢のわからない人ってたくさんいますよね。
また、無事妊娠・出産したことで、「自分の体が信頼できるようになった」という人もいるようです。リスクが自信へと変わったのかもしれませんね。

確かに高齢出産では、産むのにも、またそれ以上に子育てにもかなりの体力と気力が必要です。
でも、その体力の足りない部分は、知恵が働くのです。
出産に限らず、どんなことでも知恵は必要ですし、それによって簡単に解決できてしまうこともあると思います。体力が続かないと思ったら、上手に息を抜く方法がパッとひらめいたりするのです。それがほんの少し年を重ねているメリットだと思います。

“母は強し”なんて言いますが、私も出産を経験したことで、随分、精神的に強くなったと思いますし、少々のことには動じなくなった気がします。
自分が1つの命を胎内で育て、産み出す力を持っていたということに驚きと誇りを感じますし、親のありがたさも身にしみて感じられるようになりましたね。

高齢出産には、ハイリスクがある分、ハイリターンもあります。
しかし、育児には、どんな人にもリスクはないと思っています。

子供を大切に育てることは、世の中のお母さんの仕事であり、産んだ者の責任だと思うからです。
人それぞれに体力も違うし、生活環境も違うでしょう。でも、その中からそれぞれが“自分の子育て法”を見つけていければいいのだと思います。
育児書通りに子供は育ってはくれません。お母さんの知恵と愛情によって、すくすく元気に育っていくものだからです。お母さんと子供の関係には、年齢は関係ないですよね。