電磁波が及ぼす影響

目には見えないけれど、電磁波は生活の中で身近に存在しています。
電磁波といっても、体で感じたり目で見えたりしないからあまり身近に感じられないものなのですが、もともとは、レーダーを扱う人々の間で、白内障や体の不調が頻発したことから、人体への悪影響が疑われはじめました。

高圧線が通っているところで子供に悪影響があるのではないかという疑いが生まれて、小児白血病の発症率の調査が始まり、大規模な調査の結果、これまで問題にしなかった弱い磁場でも、発症率が上がることがわかり始めたのでした。

それがきっかけとなって、もっと弱い磁場に囲まれた私達、一般の生活者の中でも問題になり、最近では「携帯電話」による脳腫瘍の発症などの調査も始まっているのだそうです。
携帯電話といえば、私達大人にとっては今やなくてはならないものになっているのですが、それが脳腫瘍の発症に関わっているとなると事態は、かなり深刻な気がします。

少し意外なことかもしれませんが、人間は体の中で、とても弱い電気を使いながら生きています。イオンの電気的な働きでコントロールされているものとしては、電気の信号が神経を働かせ、 細胞の間の色々なやりとりもそれによって行われています。

地球上にもともとある磁気や光などの自然界の電磁波の中で、長い時間をかけて進化してきた体の電気のしくみですが、人工の電気作用によって人体の電気作用が乱されている可能性があるのではないか?と問題視されています。

携帯電話やオール電化住宅も広まっていますし、家は電線に囲まれているような日本は電磁波だらけで、体への悪影響もまだよくわかっていないうちに、電気や電波の使用はどんどん増えてしまっているのが一番問題です。だからこそ、一人一人がこういった問題があることを知って、自分を守るために、そして自分の子供を守るために何ができるのかを考えてみる必要があると思います。

地球温暖化やエネルギー問題を考えるのと同じレベルの環境問題として、子どもたちを育ててゆく上で真剣に考えなくてはいけないと思います。
例えば、火が見えると危ないということで今まで調理器具がガスだったのを、IHクッキングヒーターに変えると、電磁波の悪影響も考えなくてはいけませんが、火を見ずに育った子は、その怖さを体感できないといった危うさも生じます。

電気が悪い、ガスが危ない...そんな偏った考えではなく、電気に囲まれた生活をもう一度見直した上で、どんな悪影響があるのか、考えていきたいですね。