子供を産んだら保険を見直そう

保険は「万が一の場合に備えるもの」であり、将来設計の中で「どの時期に、何の目的で、いくらの資金が必要なのか」という検討が必要です。

家庭の生活スタイルの中で「弱点」を見極めた上で、何に重点を置くべきなのか?必要な保障を、家計を圧迫しない程度の限られた予算の中で割り振りしなければなりません。
また、一度は決めてしまった内容を社会情勢、所得の増減や家族構成の変化など、社会環境の変化や家庭の諸事情で見直しを迫られる時期が来るかもしれません。

私も保険は、独身の頃から入ったままで、ずーっと証券の見方すらわからないで、興味もなく、勧められるがままに払い続けていたのですが、案外、ご主人の保険ばかりに気を取られて、自分の保険をじっくり考える機会は、あまりないかもしれませんね。

保険はあくまでも「万一の場合に備える」ものですから、ライフスタイルの変化によって、また将来、起こりうることを想定して、その時々にやはり見直していくのがいいと思います。

ですが、そのために今の生活を圧迫してしまうのもよくありませんし、保障を大きくすれば、それだけ掛け金が増えてしまいます。「イザというとき何が必要か?」「金銭的保障以外にどんな体制を整えていくと万全か?」などを、ご家庭で考えていくことがポイントでしょう。

保険の見直しの際、私は以下の3点に注意しています。

【なぜ見直しをするのか】
目的をしっかり定めていないと、CMや会社のイメージ、営業マンの言葉に流されてしまう可能性があります。わからないから、つい人任せになりがちです。

例えば、新しく契約しようとしている商品を扱う会社の経営状態を確認します。
経営破綻になると、契約者にとって不利になることが多いですし、大手だからといって安心出来るわけではありません。現状の経営状況を確認するには、金融関係の雑誌やソルベンシーマージンなどのHPを目安にすると良いでしょう。AAとかAAAとかの格付も目安になります。
基本的に、CMやパンフレット、営業マンの作成した提案書などは、メリットを中心とした記述になりますので、細かい文字の記述にもきちんと目を通すことが大切です。

【旧保険の解約時期】
忘れてならないのが、見直しをしようとする時期の契約者の病歴や健康状態です。
書類上は契約書に捺印した日が契約日になりますが、万が一、審査に通らなかった場合でも、一旦解約した保険には同じ条件では戻れないため、審査に通って証書が手元に届くまでは、旧保険の解約は控えた方が良いようです。保険契約の約款や証書が届くまでの期間を事前に確認しておく必要があります。

【毎月の支払額を削減したい】
毎月の支払額の削減が目的であれば、新しい保険に乗りかえるよりも、現状の保障内容を落とすだけの方が、予定利率が良く、結果的に継続した方が良い場合もあります。
ただし、「更新型」と呼ばれる一定期間ごとに予定利率が見直される保険の場合は、将来的に保険の支払額がどれぐらいになるのか注意が必要です。また掛け捨ての保険に乗りかえるのも選択の一つです。