家庭でできる食育とは

家庭でできる食育は、もっと身近でカンタンに取り入れることができると思います。
「食」を大切にとらえて生活していくと元気になります。そして、食べることに意欲のある子は生き生きとしてきます。食事は、偏食をなくして楽しく食べるのが一番です。

子供達は、食卓に並ぶまでの食べ物の体験を通じて、いろいろなことを感じ取っています。
たとえば、匂いに誘われて台所にやってきたり、並べられた食材を見て、「今日のメニューは何かな?」と考えてワクワクしたり、知らない食材だと「これは何?」と興味を示すでしょう。

また、子供達と一緒に作物を栽培して収穫したり、その野菜を使って料理をしたり、また食品の買い物をするときも、子供達に新鮮な食材の選び方を教えたり、食品のパッケージの見方を教えると、子供達はそれらの体験を通していろいろと感じとり、自分で考えていくようになると思います。そうした楽しさを子供に与えてあげられるのが家庭でできる食育の第一歩なんじゃないかと思います。

共働きが増えた今の世の中の変化とともに食生活が「手軽」に変わってきました。
昔は、冷凍食品やデパ地下の食料品コーナーでお馴染みの出来合いの惣菜も少なかったように思いますが、今は外食したり、出来上がった惣菜を買ってきて、手軽に食べることができますね。

でも、食べ物は最初から食べ物としてあるわけではなく、さまざまな自然の恵みを受けて作物や魚、肉牛が育ち、それらが食品となり、調理されてやっと食卓に並びますね。

それが最近では、冷凍食品や惣菜として私達の目にふれるため、途中のプロセスが食べる側に見えにくい傾向になってきています。食卓に乗るまでの食べ物にもっと触れると、きっと子どもたちの食べようとする意欲も変わってくると思います。

栄養のバランスを考えながら「4つのおさら」を使って食事のメニューを考えてみましょう。このヒントは、子供が幼稚園の時に栄養士さんに教わったものです。
日本には古くから主食と一汁二菜(汁、主菜、副菜)と言われる食事の形式がありますが、これは、いろいろな食品を食べることが体にいいという生活の知恵ですね。

この4つのおさらは、子供達に主食と汁、主菜、副菜を教えるためのもので、大人でもちょっと迷ってしまうことがありますが、この際、大人も子供と一緒に勉強しましょう。

また、中華やスパゲティーなど、いろいろな味を楽しむのは大切ですが、和食中心にバランスとれた食事を心がけるようにしましょう。
和食は、濃い味付けになりやすいですが、食材のおいしさを味わうためには、できるだけ薄味の方がいいでしょうね。煮物、汁物は天然のだしをしっかり使うことです。薄味だと一生懸命味わおうとして、しっかりかんで食べるようになると思います。正しい味覚を身につけるのも食育と言えるでしょう。

毎日が忙しいワーキングマザーには、なかなか大変かもしれませんが...(笑)