0歳児の子供とママ

新米ママにとって、0歳児のころは、1日1日がとても早く感じる時です。そして、子供にとって、この時期に心の土台づくりをしているのだろうと感じます。

赤ちゃんは、泣いたり笑ったり、喃語を発したり、手足を動かしたり、実にさまざまな方法で自分の気持ちを表しています。言葉にできない分、全身で感情を訴えかけてきます。
大人に個性があるように、赤ちゃんのサインにもそれぞれ違いがあります。また、その時の体調や気分によっても違ってきますし、いつも同じとは限りません。

ですから、赤ちゃんの泣き声や、様子からサインを受けとり、赤ちゃんが今、何を伝えたがっているのかを読みとることが大切です。
これは、ママだけができる読心術とも言えますね。

また、日々の成長とともにサインも変化していきます。
愛情を持って赤ちゃんに語りかけ、積極的に赤ちゃんとスキンシップを持つように心がけましょう。ゆったりと抱っこしたり、目と目を合わせ顔を眺めるなど、コミュニケーションのとり方を工夫しましょう。
もし、子どものことが理解できないと思った時も、抱っこすることによって、子どもの気持ちに耳を傾け、子どもの立場になって受けとめてあげようという気持ちになっていきます。母性ですよね。

抱っこは、子どもが気持ちを訴えた時に、しっかりと受けとめてあげられ、お互いの気持ちが伝わり安心できる、とても大切なコミュニケーションの1つになります。
ただ、抱っこする人が悲しかったり、イライラしている時は、抱くことによって赤ちゃんの心が不安定になってしまうということもあります。そんな時は、赤ちゃんの顔をやさしく見つめ、気持ちが落ち着いてから抱っこしてあげるとよいでしょう。

仕事を持つママによくありがちなことですね。

この時期に、言葉に頼らないコミュニケーションを積み重ねていくことで、より一層、子どもとの絆が強くなっていくことでしょう。
そして、気づいたときには、子供を抱きしめているのではなく、子供に抱きしめられているといつか感じることができるのではないでしょうか?

「抱きしめる」という行為は、赤ちゃんに安心感を与えるとともに、ママ自身の心も安らいでいくのだと思います。ちょっぴりミルクのにおいのするふわふわの我が子を抱きしめる時、無上の幸せを感じるものです。

また、乳幼児期の子どもは見たもの、聞いたもの、感じたものをそっくりそのままパターンで吸収していますから、将来、子どもに伝えていきたい生活習慣、礼儀作法などは、ママやパパが毎日の生活の中で繰り返して行うことによって、自然に身についていきます。大切なことは「あたたかい心」を伝えることです。

「相手の立場を理解し、お互いを思いやる」「命を大切にする」「人に迷惑をかけない」といったことは、愛情のある環境の中で、両親の思いやりのある行動や会話を見たり、聞いたりしながら、身についていくものです。
0歳児の場合は、吸収していてもまだ表現できないことが多いですが、日々繰り返されるいろいろなことを吸収していることを信じて、成長と共に自然に表現し始める日を待ちましょう。

子育ては、ゆっくり、焦らず、大きな心で続けていくものです。