2歳児の子供とママ

2歳を過ぎる頃には、よく口も回るようになるし、自我がめざめてくる頃でもありますから、周囲と協調していくためにも、世の中には守らなくてはいけないルールがあることをきちんと教え、時にはよく言い聞かせることも必要になります。

しかし、成長と共に、子どもはママやパパの思い通りにはならなくなってきます。
こんな時、「どうして言うことを聞いてくれないの?ほかの子はできるのに」と、つい焦りを感じてしまうこともあるでしょう。

でも、人それぞれ個性がありますから、他の子と比べてみてもそれはムダなことです。
子供の個性を尊重するとともに、子供の力を信じて見守ってあげることが大切だと思います。親が子どもの気持ちを大事にして、「どんなふうに伝えれば分かってもらえるのだろう」と考えながら働きかけ、「あなたならできる」という我が子への信頼感が子どもに実感として伝わっていけば、子どもにとって自立する力になり、親への信頼感も強くなります。

「あせらず、くらべず、あきらめず」、ありのままの子どもを受け入れながら、成長を楽しみに過ごしていきましょう。子育て世代の親にとって“待つ”ことは、とても大切なことだと思います。
かなりな忍耐力を必要としますが...(笑)

子どもがだんだんおしゃべりできるようになってくると、親のほうも、言葉が通じるようになったと思い、早口で言い聞かせたりすることが多くなりがちです。
しかし、子どもにしてはみれば、まだ自分の思いを上手に言葉で表現することはできませんから、気持ちをうまく伝えられないイライラが、大声で泣く、逆に黙り込んでしまうといったことにつながってしまうこともあります。

赤ちゃんの時には、泣き声や表情など、言葉以外のさまざまなサインで子どもの気持ちを察することができたのに、言葉のコミュニケーションに頼り過ぎると、子どもの本当の気持ちが見えなくなってしまうことがあります。そんな時は、とりあえず抱きしめてあげてください。
そして、イライラせずに、子供の言葉にゆっくり耳を傾けてあげてください。

自我も個性もしっかり出て、自分でできることも増え、お友だちとの交流も盛んになってきていますが、不安な時はママの胸に飛び込みたいし、愛されているということを確信したい時期でもあります。
この大切な時期にこそ、根気よく子どもの気持ちに向き合い、時にはしっかりと抱っこして、子どもをまるごと受け止めていきましょう。子どもは自分のどんな感情も受けとめてもらえた安心感を持つことで、自立への道を自然に歩み始めていくものなんですよね。