子供の何気ないひと言

バタバタと毎日が飛ぶように過ぎていく忙しい日々を送る私を尻目に、子供達は日々成長していきます。
仕事をもっているからこそ、短いスキンシップの時間を大切に思う気持ちは、人一倍大きいと言えるかもしれません。

そんな中で子供の何気ない一言、何気ない行動で、とても嬉しかったり、救われたことが何度もありました。

ある時、道を歩いていて、「このお花、きれいね。ママが大好きな花なの」と言った言葉を覚えていて、まだ長女が3歳くらいだったと思いますが、何日かたって手を泥だらけにしながら、「ママ、このお花好きでしょ?あげる」と公園で見つけて摘んでプレゼントしてくれたことがありました。

この時、子供ってすごいなって思いました。誰が教えたわけでもないのに、ちゃんとそうすると喜んでくれるだろうって考えられること、誰かを喜ばせたいと思う素直な気持ちと行動は、自然に身についていくものなのだと知りました。

またある時、次女と一緒にお風呂に入っている時、小学校の4年生くらいだったと思いますが、いきなり「ママ、女の人って損やね」って言うので、「なぜ?」って聞くと「女の人は、男の人と同じように一生懸命仕事してるのにお給料も男の人より安いし、家に帰っても家の仕事があるのに誰も褒めてくれないし、お小遣いももらわれへんやん」と(笑)

どうしてそんな話を私にしてくれたのか未だに謎ですが、きっと学校で「働く」ということについて勉強したのかなと思います。
それで、ママを見ていて、ふとそう思ったのかも...

そこでママは...
「確かに女の人が男の人と同じ給料をもらったり、同じ役職に就こうと思うと、男性の2倍も3倍も努力しなくてはいけないね。でも、世の中も男性が優位に立つ世の中を見直そうとしているし、女の人だって頑張れば、もっともっといろんなことができるのよ。あなたたちが大人になる頃には、もっと世の中も変化しているだろうし、頑張った人だけが頑張った分、ちゃんと評価してもらえる世の中になってると思うよ。だから、女の子だからって甘えてもいけないし、諦めてもいけないのよ」と話しました。

子供の見る目は、とてもシビアだったし、小さいなりにいろいろ考えて感じ取っているのだと感心しました。小学生の我が子に「ママは、かわいそう」なんて言われるとは思っていませんでしたから。(笑)

2人の娘も今では中学生になり、2ヶ月前、突然の母の介護が家族に重くのしかかって来ましたが、娘達の頑張りもあって、心身共に随分支えてもらったと感謝しています。
子供の何気ない言葉や行動は、時に大人以上に大きな力を持つものなんですね。